“籾殻”の読み方と例文
旧字:籾殼
読み方割合
もみがら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから赤絵に使うきんは、どうしてやるのか忘れたが、とにかく焼き上った時は鈍い黄色をしている。それを籾殻もみがらで力一杯こするのである。
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
図457は高さ三フィートの奇妙な扇で、米から塵を煽ぎ出したり、あるいは穀物から籾殻もみがらあおりわけたりするのに使用する。
店の前の椅子に劉任瞻が腰かけて、小笊こざる[#「小笊こざる」は底本では「小※こざる」]に盛った穀物を両手に揉んでは、笊を揺すって籾殻もみがらを吹いている。