安重根あんじゅうこん――十四の場面――――じゅうよんのばめん――
時。一九〇九年八月、十月。 所。小王嶺、ウラジオストック、ボグラニチナヤ、蔡家溝、ハルビン。 人。安重根、禹徳淳、曹道先、劉東夏、劉任瞻、柳麗玉、李剛、李春華、朴鳳錫、白基竜、鄭吉炳、卓連俊、張首明、お光、金学甫、黄成鎬、黄瑞露、金成白、ク …
作品に特徴的な語句
倦怠ものう ふた あった 疱瘡ぼうそう とこ しら やか 食堂バフェ ぜぜ 火酒ウオッカ っか 相変そうがわ ばく 哄笑わら 家族うち 店頭みせ 情夫いろおとこ うつ 真向まとも ベル たか 伝言ことづけ うらな 向気むき 命令いいつけ そその 少年こども 屋下した けえ ゆか 彼奴きゃつ こわ 悪戯わるさ 戸口ドア 故郷くに 故里くに 明日あした 涕泣すすりな 燈火あかり ちぢ ないがしろ 一揖いちゆう 他人ひと 会釈えしゃく 入港はい 其包それ 凝視みつ 凱旋がいせん 叩戸ノック 周囲まわり 喘息ぜんそく 噴飯ふきだ 因業いんごう 奔走ほんそう 室外そと 容物いれもの 密偵いぬ やす 小笊こざる いち 帰国かえ 当駅ここ こころ 戸外そと ドア しぼ 故国くに 明日あす 李剛りごう 標榜ひょうぼう 欠伸あくび 正午ひる 此室ここ 水甕みずがめ 洋傘こうもり 洋燈ランプ はな 煙秋エンチュウ 玉璽ぎょくじ 生命いのち 白眼にら 皮肉ひにく