“故里”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふるさと68.8%
くに28.1%
クニ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萩に伏しすすきなび故里ふるさと流離人さすらいびとはこんな風にながめる事がある。故里を離れぬ藤尾は何を眺めているか分らない。母は椽を曲って近寄った。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その顔、その声——カックスレイの故里くにのブライトンでエンマ・ダッシュが夢の間も忘れていないキャプテン・マクドオナルドその人なのだ。
消えた花婿 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
旅は泪よ故里クニはまだかよ
旅人の唄 (新字旧仮名) / 森川義信(著)