“故人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こじん66.7%
とも20.0%
なきひと13.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“故人”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓15.4%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
僕の知人にして、今は故人こじんとなったが、生前公職につき藩政にあずかって大いに尽した人があった。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
これ故人こじんの忠告が不足なるにもあらず、『孝経こうきょう』の悪いのでもない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
その使いとしてやって来たのが、はからずも李陵りりょう故人とも隴西ろうせい任立政じんりっせいら三人であった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
さうすれば、しまひに己は自分の過去を忘れ果て、一匹の虎として狂ひ廻り、今日の樣に途で君と出會つても故人ともと認めることなく、君を裂きくらうて何の悔も感じないだらう。
山月記 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
故人なきひとは妙齢の淑女なればにや、夏ながらさまざまの生け花の寄贈多かりき。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
問題に触れるのは、お桂ちゃんの母親で、もう一昨年頃故人なきひとの数に入ったが、照降町てりふりちょう背負商しょいあきないから、やがて宗右衛門町の角地面に問屋となるまで、その大島屋の身代八分は、その人の働きだったと言う。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)