山月記さんげつき
隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山、虢略に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った …
作品に特徴的な語句
くろ おもい まじわり おこない そら づら うも いわ はずか おのれ 彼処あそこ 驚懼きょうく むね 使つかい かた 隴西ろうさい かたわら きずつ 故人とも つか うさぎ すべ いと なつ だれ おぼ たず かな ため おと おれ ろう 故山こざん いま 李徴りちょう よろこ 此処ここ 此方こちら 歯牙しが ほとん 残虐ざんぎゃく 汝水じょすい うか しげ 漠然ばくぜん ようや いさぎよ 炯々けいけい 焦躁しょうそう 狂悖きょうはい 狷介けんかい 猛虎もうこ たま かわら 生涯しょうがい 登第とうだい 益々ますます なが 碌々ろくろく みが いしずえ 身体からだ 駈出かけだ 飢凍きとう ひるがえ しき すこぶ ころ あら がた したが 陳郡ちんぐん 附加つけくわ やみ 長安ちょうあん 郷党きょうとう かえ のこ はる 道塗どうと つい みち ひじ 経書けいしょ ふけ ひざ 臆病おくびょう
題名が同じ作品
山月記 (旧字旧仮名)中島敦 (著)