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狷介
ふりがな文庫
“狷介”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんかい
94.3%
けんすけ
5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんかい
(逆引き)
「イゴッソー」というのは郷里の方言で「
狷介
(
けんかい
)
」とか「強情」とかを意味し、またそういう性情をもつ人をさしていう言葉である。
自由画稿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
狷介
(
けんかい
)
不覊
(
ふき
)
なところがある。酒を飲めば、大気豪放、世の英雄をも
痴児
(
ちじ
)
のごとくに云い、一代の風雲児をも、野心家の
曲者
(
しれもの
)
のごとく
誹
(
そし
)
る。
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狷介(けんかい)の例文をもっと
(33作品)
見る
けんすけ
(逆引き)
静子と縁談の持上つてゐる松原家の三男の
狷介
(
けんすけ
)
とは小い時からの
親友
(
なかよし
)
で、相共に陸軍に志し試験も幸ひと同時に及第して士官学校に入つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
靜子と縁談の持上つてゐる松原家の三男の
狷介
(
けんすけ
)
とは小さい時からの親友で、一緒に陸軍に志し試驗も幸ひと同時に及第して士官學校に入つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
狷介(けんすけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“狷介”の意味
《名詞・形容動詞》
強情で自分の考えを押し通すこと。他者と打ち解けないこと。
(出典:Wiktionary)
狷
漢検1級
部首:⽝
10画
介
常用漢字
中学
部首:⼈
4画
“狷介”で始まる語句
狷介不羈
狷介不覊
狷介味
狷介固陋
狷介孤嶂
検索の候補
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狷之介
矢吹狷之介
“狷介”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
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梅崎春生
林不忘
中島敦
小栗虫太郎
吉川英治
石川啄木
山川方夫
谷崎潤一郎