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狷介
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けんすけ
ふりがな文庫
“
狷介
(
けんすけ
)” の例文
静子と縁談の持上つてゐる松原家の三男の
狷介
(
けんすけ
)
とは小い時からの
親友
(
なかよし
)
で、相共に陸軍に志し試験も幸ひと同時に及第して士官学校に入つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
靜子と縁談の持上つてゐる松原家の三男の
狷介
(
けんすけ
)
とは小さい時からの親友で、一緒に陸軍に志し試驗も幸ひと同時に及第して士官學校に入つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
兄弟三人皆軍籍に身を置いて、三男の
狷介
(
けんすけ
)
と云ふのが、静子の
一歳
(
ひとつ
)
下の弟の志郎と共に、士官候補生になつてゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“狷介”の意味
《名詞・形容動詞》
強情で自分の考えを押し通すこと。他者と打ち解けないこと。
(出典:Wiktionary)
狷
漢検1級
部首:⽝
10画
介
常用漢字
中学
部首:⼈
4画
“狷介”で始まる語句
狷介不羈
狷介不覊
狷介味
狷介固陋
狷介孤嶂