“けんすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
狷介66.7%
健助33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静子と縁談の持上つてゐる松原家の三男の狷介けんすけとは小い時からの親友なかよしで、相共に陸軍に志し試験も幸ひと同時に及第して士官学校に入つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
靜子と縁談の持上つてゐる松原家の三男の狷介けんすけとは小さい時からの親友で、一緒に陸軍に志し試驗も幸ひと同時に及第して士官學校に入つた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
兄弟三人皆軍籍に身を置いて、三男の狷介けんすけと云ふのが、静子の一歳ひとつ下の弟の志郎と共に、士官候補生になつてゐる。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
土岐健助けんすけは濃い眉を寄せてチラリと窓の方を眺めた。
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)