“長安”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうあん58.8%
ちやうあん29.4%
ながやす11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この中(うち)抽斎の最も親しくなったのは茝庭である。それから師伊沢蘭軒の長男榛軒(しんけん)もほぼ同じ親しさの友となった。榛軒、通称は長安(ちょうあん)、後一安(いちあん)と改めた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
むかし唐土(もろこし)長安(ちやうあん)のハイカラ、新(あたら)しい買(かひ)たての靴(くつ)で、キユツ/\などとやり、嬉(うれ)しさうに、爪先(つまさき)を見(み)て、ニヤ/\と町(まち)を通(とほ)る。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
長安(ながやす)は奉行(ぶぎょう)の床几席(しょうぎせき)へ大股(おおまた)にあるいていって、あたりの家臣(かしん)と額(ひたい)をあつめ、また徳川家の者がひかえている溜(たま)りへ使いを走らせた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)