“家臣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしん66.7%
いへのこ16.7%
けらい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長安ながやす奉行ぶぎょう床几席しょうぎせき大股おおまたにあるいていって、あたりの家臣かしんひたいをあつめ、また徳川家の者がひかえているたまりへ使いを走らせた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
トランシルバニヤ侯ステパン殿は、波蘭王を兼ね給ひしが、その家臣いへのこにイワン、ペトゥローなる、二人の哥薩克ありけり。
言うに事をかいて、源さまのお身に変事などとは! 源様も、そちのような家臣けらいをもたれて、さぞおよろこびなされることでしょう。ひろい日本中に、源三郎さまに刃の立つ者が、一人でもいますか。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)