トップ
>
漠然
ふりがな文庫
“漠然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばくぜん
93.5%
ぼんやり
4.3%
ぼうつ
0.7%
まくねん
0.7%
バウ
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばくぜん
(逆引き)
文化
(
ぶんくわ
)
が
發達
(
はつたつ
)
して
來
(
く
)
れば、
自然
(
しぜん
)
何處
(
どこ
)
か
漠然
(
ばくぜん
)
として
稚氣
(
ちき
)
を
帶
(
お
)
びて
居
(
ゐ
)
るやうな
面白
(
おもしろ
)
い
化物思想
(
ばけものしさう
)
などを
容
(
い
)
れる
餘地
(
よち
)
が
無
(
な
)
くなつて
來
(
く
)
るのである。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
漠然(ばくぜん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぼんやり
(逆引き)
第一かけた当人がわが
妻
(
さい
)
であるという事さえ
覚
(
さと
)
らずにこちらからあなたという敬語を何遍か繰返したくらい
漠然
(
ぼんやり
)
した電話であった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
漠然(ぼんやり)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぼうつ
(逆引き)
其
(
それ
)
には
別
(
べつ
)
に
理由
(
りいう
)
も
何
(
なに
)
も無い、
究竟
(
つまり
)
学校が違つて
了
(
しま
)
つた所から、お
互
(
たがひ
)
に
今日
(
こんにち
)
あつて
昨日
(
さくじつ
)
も
明日
(
みやうにち
)
も無い
子供心
(
こどもごゝろ
)
に、
漠然
(
ぼうつ
)
と
忘
(
わす
)
れて
了
(
しま
)
つたのです、すると、
私
(
わたし
)
が二
級
(
きふ
)
に
成
(
な
)
つた
時
(
とき
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
漠然(ぼうつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
まくねん
(逆引き)
且
(
かつ
)
自然と云ふこと、万事にわたりて然らざることを得ず。(中略)又
仏家
(
ぶっか
)
に
漠然
(
まくねん
)
に帰すると云ふことあり。
是
(
こ
)
れ
空
(
くう
)
に体する大乗の
教
(
おしえ
)
なり。自然と云ふより一層あとなき
言
(
こと
)
なり。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
漠然(まくねん)の例文をもっと
(1作品)
見る
バウ
(逆引き)
何
(
なに
)
を考へてゐたかといふと、
甚
(
はなは
)
だ
漠然
(
バウ
)
としたことで、彼
自身
(
じしん
)
にも
具體的
(
ぐたいてき
)
に
説明
(
せつめい
)
することは
出來
(
でき
)
ない。
難然
(
けれども
)
考へてゐることは
眞面目
(
まじめ
)
だ、
少
(
すこ
)
し
大袈裟
(
おほげさ
)
に
謂
(
い
)
ツたら、彼の
運命
(
うんめい
)
の
消長
(
せうちやう
)
に
關
(
くわん
)
することである。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
漠然(バウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“漠然”の意味
《名詞》
漠然(ばくぜん)
ぼんやりしてはっきりしないこと。具体的でないこと。また、そのようなさま。漫然。
広くて果てしないさま。
(出典:Wiktionary)
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“漠”で始まる語句
漠
漠々
漠北
漠野
漠南
漠漠
漠焉
漠々然
漠々濛々
検索の候補
茫乎漠然
漠々然
“漠然”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
夏目漱石
エドガー・アラン・ポー
島崎藤村
中島敦
内田魯庵
寺田寅彦
島木健作
徳田秋声
林不忘