“具體的”の読み方と例文
読み方割合
ぐたいてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安之助(やすのすけ)は忙(いそ)がしいとかで、一時間(じかん)足(た)らず話(はな)して歸(かへ)つて行(い)つたが、小六(ころく)の所置(しよち)に就(つい)ては、兩人(りやうにん)の間(あひだ)に具體的(ぐたいてき)の案(あん)は別(べつ)に出(で)なかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
然(しか)らば如何(いか)なる種類(しゆるゐ)の食物(しよくもつ)が適當(てきたう)であるかと云(い)ふ具體的(ぐたいてき)の實際問題(じつさいもんだい)になると、その解決(かいけつ)は甚(はなは)だ面倒(めんだう)になる。熱國(ねつこく)と寒國(かんこく)では食(しよく)の適否(てきひ)が違(ちが)ふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
何(なに)を考へてゐたかといふと、甚(はなは)だ漠然(バウ)としたことで、彼自身(じしん)にも具體的(ぐたいてき)に説明(せつめい)することは出來(でき)ない。難然(けれども)考へてゐることは眞面目(まじめ)だ、少(すこ)し大袈裟(おほげさ)に謂(い)ツたら、彼の運命(うんめい)の消長(せうちやう)に關(くわん)することである。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)