“解決”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいけつ80.0%
とけ6.7%
アウフレーズング6.7%
ソリューション6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しからば如何いかなる種類しゆるゐ食物しよくもつ適當てきたうであるかと具體的ぐたいてき實際問題じつさいもんだいになると、その解決かいけつはなは面倒めんだうになる。熱國ねつこく寒國かんこくではしよく適否てきひちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
警察ではもう権六権六で血眼になっていますよ。——しかし僕の観察では、この事件はそう単純には解決とけないと思いますね。——僕にはどうも、あの手帖に書いてあった
天狗岩の殺人魔 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
曲の最後に打ち止めの主和弦しゅかげんが端然として響く前にあらかじめ不協和な一団の音群があって、それから最後の和弦への推移がいわゆる「解決アウフレーズング」によってきわめて自然に行なわれて
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
たとえば鎌鼬かまいたちの現象がかりに前記のような事であるとすれば、ほんとうの科学的研究は実はそこから始まるので、前に述べた事はただ問題の構成フォーミュレーションであって解決ソリューションではない。
化け物の進化 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)