解決かいけつ)” の例文
しからば如何いかなる種類しゆるゐ食物しよくもつ適當てきたうであるかと具體的ぐたいてき實際問題じつさいもんだいになると、その解決かいけつはなは面倒めんだうになる。熱國ねつこく寒國かんこくではしよく適否てきひちがふ。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
此點このてんついては國民こくみんぱんうつたへて、さうして國民こくみんとも多年たねん解決かいけつ出來できなかつた大問題だいもんだい解決かいけつする方策ほうさくてたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
けつしてこゝろよく解決かいけつされるはずでないことをつて人々ひとびといくおろかでもみづかこのんで難局なんきよくあたらうとはしないのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
けれどもかれ最初さいしよ解決かいけつよりほかに、一この問題もんだいにちかづくすべらなかつた。かれまたいくらかんがへてもこの最初さいしよ解決かいけつたしかなものであるとしんじてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それが、ふたりのからだとともに、ザーッとふかい樹間じゅかんくうをおちていった。あッというまさえなく、すべては一しゅんのまに、思いきッた解決かいけつをとげた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其上そのうへ氣象上きしようじようおほきな異變いへんについてはたん豫報よほうばかりで解決かいけつされないこと、昭和二年しようわにねん九月十三日くがつじゆうさんにち西九州にしきゆうしゆうける風水害ふうすいがい慘状さんじようてもあきらかであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
こればかりでなく、のまわりに、たくさん解決かいけつのつかぬことがあるようながして、くよくよしたのでした。
考えこじき (新字新仮名) / 小川未明(著)
これは、なおさら要吉ひとりきりでは解決かいけつできない問題もんだいでした。要吉は、女中の平気へいきな顔を思いだすと、ただなんとなく、腹がたってたまりませんでした。
水菓子屋の要吉 (新字新仮名) / 木内高音(著)
「二百十フランで買おう」わたしは事件じけん解決かいけつしたと思って、そう言いながら牛のはづなを取ろうとした。
しかし五ねん以上いじょうものは、そんなりくつはとおさせなかった。とうとううでずくで解決かいけつをつけることになった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
これで事件じけん完全かんぜん解決かいけつされたといつてよいのであろう。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
問題もんだい各自かくじその懷抱くわいほうするところ遠慮えんりよなく披瀝ひれきしたところのものが、所謂いはゆる建築けんちく根本義こんぽんぎ解決かいけつたいして如何いかなる暗示あんじあたへるか、如何いかなる貢献こうけんいたすかである。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
しながそれほど苦勞くらうした米穀べいこく問題もんだい死後しご四五年間ねんかん惨憺さんたんたる境遇きやうぐうからやうや解決かいけつげられようとしたのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それはよかろう——というので、すくその紛糾ふんきゅう解決かいけつしたが、ここにまた番組変更へんこうのやむないことができたというのは、そこへ徳川家とくがわけさむらいがとんできて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地震ぢしん豫知問題よちもんだいかり都合つごうよく解決かいけつされたとしても、震災防止しんさいぼうしについてはなほ重大じゆうだい問題もんだい多分たぶんのこるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
また、なつ野原のはらた、しろ大男おおおとこというのも、おそらくどう一の現象げんしょうで、くものようなものではなかろうかといって、なんでもなく、それを解決かいけつしていました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それのみかとこつてからは、いもとだとつて紹介せうかいされた御米およねが、はたして本當ほんたういもとであらうかとかんがはじめた。安井やすゐめないかぎり、このうたがひ解決かいけつ容易よういでなかつたけれども、臆斷おくだんはすぐいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
これは近時きんじ建築けんちくたいする世人せじん態度たいどきはめて眞面目まじめになり、徹底的てつていてき建築けんちく根本義こんぽんぎ解決かいけつし、れから出發しゆつぱつして建築けんちくおこさうとかんがへからたことで
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
もしそこに火災かさいおこおそれが絶對ぜつたいになかつたならば、この問題もんだい解決かいけつ一點いつてん疑問ぎもんおこらないであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
をとじたり、あたまをふったりしてもすぐに解決かいけつのできぬことだけに、いらだたしい気持きもちとなりました。そして、はやく、このなやみから、のがれる方法ほうほういだそうとしたのでした。
考えこじき (新字新仮名) / 小川未明(著)
すべては「白鳥霊社しらとりれいしゃ」の額板が、雄弁ゆうべん解決かいけつをつけていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わし自分じぶんぢや什麽どんな襤褸ぼろだつてかまあねえがれであまにやねえ、わしもこんでお内儀かみさんにまでにや心配しんぺえしあんしたよ」勘次かんじわづかおびのことがおほきな事件じけん解決かいけつでもあたへられたやうにこゝろそこからいきほひづいて内儀かみさんのまへ感謝かんしやした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)