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解決
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かいけつ
ふりがな文庫
“
解決
(
かいけつ
)” の例文
然
(
しか
)
らば
如何
(
いか
)
なる
種類
(
しゆるゐ
)
の
食物
(
しよくもつ
)
が
適當
(
てきたう
)
であるかと
云
(
い
)
ふ
具體的
(
ぐたいてき
)
の
實際問題
(
じつさいもんだい
)
になると、その
解決
(
かいけつ
)
は
甚
(
はなは
)
だ
面倒
(
めんだう
)
になる。
熱國
(
ねつこく
)
と
寒國
(
かんこく
)
では
食
(
しよく
)
の
適否
(
てきひ
)
が
違
(
ちが
)
ふ。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
此點
(
このてん
)
に
付
(
つい
)
ては
國民
(
こくみん
)
一
般
(
ぱん
)
に
愬
(
うつた
)
へて、さうして
國民
(
こくみん
)
と
共
(
とも
)
に
此
(
こ
)
の
多年
(
たねん
)
解決
(
かいけつ
)
の
出來
(
でき
)
なかつた
大問題
(
だいもんだい
)
を
解決
(
かいけつ
)
する
方策
(
ほうさく
)
を
立
(
た
)
てたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
決
(
けつ
)
して
快
(
こゝろ
)
よく
解決
(
かいけつ
)
される
筈
(
はず
)
でないことを
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る
人々
(
ひとびと
)
は
幾
(
いく
)
ら
愚
(
おろか
)
でも
自
(
みづか
)
ら
好
(
この
)
んで
其
(
そ
)
の
難局
(
なんきよく
)
に
當
(
あた
)
らうとはしないのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
けれども
彼
(
かれ
)
は
最初
(
さいしよ
)
の
解決
(
かいけつ
)
より
外
(
ほか
)
に、一
歩
(
ぽ
)
も
此
(
この
)
問題
(
もんだい
)
にちかづく
術
(
すべ
)
を
知
(
し
)
らなかつた。
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
いくら
考
(
かんが
)
へても
此
(
この
)
最初
(
さいしよ
)
の
解決
(
かいけつ
)
は
確
(
たしか
)
なものであると
信
(
しん
)
じてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それが、ふたりの
体
(
からだ
)
とともに、ザーッとふかい
樹間
(
じゅかん
)
の
空
(
くう
)
をおちていった。あッというまさえなく、すべては一しゅんのまに、思いきッた
解決
(
かいけつ
)
をとげた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
其上
(
そのうへ
)
、
氣象上
(
きしようじよう
)
の
大
(
おほ
)
きな
異變
(
いへん
)
については
單
(
たん
)
に
豫報
(
よほう
)
ばかりで
解決
(
かいけつ
)
されないこと、
昭和二年
(
しようわにねん
)
九月十三日
(
くがつじゆうさんにち
)
、
西九州
(
にしきゆうしゆう
)
に
於
(
お
)
ける
風水害
(
ふうすいがい
)
の
慘状
(
さんじよう
)
を
見
(
み
)
ても
明
(
あき
)
らかであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
こればかりでなく、
身
(
み
)
のまわりに、たくさん
解決
(
かいけつ
)
のつかぬことがあるような
気
(
き
)
がして、くよくよしたのでした。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これは、なおさら要吉ひとりきりでは
解決
(
かいけつ
)
できない
問題
(
もんだい
)
でした。要吉は、女中の
平気
(
へいき
)
な顔を思いだすと、ただなんとなく、腹がたってたまりませんでした。
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
「二百十フランで買おう」わたしは
事件
(
じけん
)
が
解決
(
かいけつ
)
したと思って、そう言いながら牛のはづなを取ろうとした。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
しかし五
年
(
ねん
)
以上
(
いじょう
)
の
者
(
もの
)
は、そんなりくつは
通
(
とお
)
させなかった。とうとう
腕
(
うで
)
ずくで
解決
(
かいけつ
)
をつけることになった。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
これで
事件
(
じけん
)
は
完全
(
かんぜん
)
に
解決
(
かいけつ
)
されたといつてよいのであろう。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
問題
(
もんだい
)
は
各自
(
かくじ
)
その
懷抱
(
くわいほう
)
する
所
(
ところ
)
を
遠慮
(
えんりよ
)
なく
披瀝
(
ひれき
)
した
處
(
ところ
)
のものが、
所謂
(
いはゆる
)
建築
(
けんちく
)
の
根本義
(
こんぽんぎ
)
の
解決
(
かいけつ
)
に
對
(
たい
)
して
如何
(
いか
)
なる
暗示
(
あんじ
)
を
與
(
あた
)
へるか、
如何
(
いか
)
なる
貢献
(
こうけん
)
を
致
(
いた
)
すかである。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
お
品
(
しな
)
がそれ
程
(
ほど
)
苦勞
(
くらう
)
した
米穀
(
べいこく
)
の
問題
(
もんだい
)
が
其
(
そ
)
の
死後
(
しご
)
四五
年間
(
ねんかん
)
の
惨憺
(
さんたん
)
たる
境遇
(
きやうぐう
)
から
漸
(
やうや
)
く
解決
(
かいけつ
)
が
告
(
つ
)
げられようとしたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それはよかろう——というので、すくその
紛糾
(
ふんきゅう
)
は
解決
(
かいけつ
)
したが、ここにまた番組
変更
(
へんこう
)
のやむないことができたというのは、そこへ
徳川家
(
とくがわけ
)
の
侍
(
さむらい
)
がとんできて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
地震
(
ぢしん
)
の
豫知問題
(
よちもんだい
)
が
假
(
かり
)
に
都合
(
つごう
)
よく
解決
(
かいけつ
)
されたとしても、
震災防止
(
しんさいぼうし
)
については
猶
(
なほ
)
重大
(
じゆうだい
)
な
問題
(
もんだい
)
が
多分
(
たぶん
)
に
殘
(
のこ
)
るであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
また、
夏
(
なつ
)
の
日
(
ひ
)
、
野原
(
のはら
)
で
見
(
み
)
た、
白
(
しろ
)
い
大男
(
おおおとこ
)
というのも、おそらく
同
(
どう
)
一の
現象
(
げんしょう
)
で、
雲
(
くも
)
のようなものではなかろうかといって、なんでもなく、それを
解決
(
かいけつ
)
していました。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それのみか
床
(
とこ
)
に
入
(
い
)
つてからは、
妹
(
いもと
)
だと
云
(
い
)
つて
紹介
(
せうかい
)
された
御米
(
およね
)
が、
果
(
はた
)
して
本當
(
ほんたう
)
の
妹
(
いもと
)
であらうかと
考
(
かんが
)
へ
始
(
はじ
)
めた。
安井
(
やすゐ
)
に
問
(
と
)
ひ
詰
(
つ
)
めない
限
(
かぎ
)
り、
此
(
この
)
疑
(
うたがひ
)
の
解決
(
かいけつ
)
は
容易
(
ようい
)
でなかつたけれども、
臆斷
(
おくだん
)
はすぐ
付
(
つ
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
これは
近時
(
きんじ
)
建築
(
けんちく
)
に
對
(
たい
)
する
世人
(
せじん
)
の
態度
(
たいど
)
が
極
(
きは
)
めて
眞面目
(
まじめ
)
になり、
徹底的
(
てつていてき
)
に
建築
(
けんちく
)
の
根本義
(
こんぽんぎ
)
を
解決
(
かいけつ
)
し、
夫
(
そ
)
れから
出發
(
しゆつぱつ
)
して
建築
(
けんちく
)
を
起
(
おこ
)
さうと
云
(
い
)
ふ
考
(
かんが
)
へから
出
(
で
)
たことで
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
もしそこに
火災
(
かさい
)
を
起
(
おこ
)
す
虞
(
おそ
)
れが
絶對
(
ぜつたい
)
になかつたならば、この
問題
(
もんだい
)
の
解決
(
かいけつ
)
に
一點
(
いつてん
)
の
疑問
(
ぎもん
)
も
起
(
おこ
)
らないであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
目
(
め
)
をとじたり、
頭
(
あたま
)
をふったりしてもすぐに
解決
(
かいけつ
)
のできぬことだけに、いらだたしい
気持
(
きも
)
ちとなりました。そして、
早
(
はや
)
く、このなやみから、のがれる
方法
(
ほうほう
)
を
見
(
み
)
いだそうとしたのでした。
考えこじき
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すべては「
白鳥霊社
(
しらとりれいしゃ
)
」の額板が、
雄弁
(
ゆうべん
)
に
解決
(
かいけつ
)
をつけていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わし
等
(
ら
)
自分
(
じぶん
)
ぢや
什麽
(
どんな
)
襤褸
(
ぼろ
)
だつて
構
(
かま
)
あねえが
此
(
こ
)
れで
女
(
あま
)
つ
子
(
こ
)
にやねえ、わしもこんでお
内儀
(
かみ
)
さんに
聞
(
き
)
く
迄
(
まで
)
にや
心配
(
しんぺえ
)
しあんしたよ」
勘次
(
かんじ
)
は
僅
(
わづか
)
な
帶
(
おび
)
のことが
大
(
おほ
)
きな
事件
(
じけん
)
の
解決
(
かいけつ
)
でも
與
(
あた
)
へられたやうに
心
(
こゝろ
)
の
底
(
そこ
)
から
勢
(
いきほ
)
ひづいて
内儀
(
かみ
)
さんの
前
(
まへ
)
に
感謝
(
かんしや
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“解決”の解説
音楽用語
解決(かいけつ)は、音楽用語の一つ。
(出典:Wikipedia)
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
決
常用漢字
小3
部首:⽔
7画
“解”で始まる語句
解
解脱
解剖
解釋
解纜
解放
解釈
解散
解悟
解剖刀