“異變”のいろいろな読み方と例文
新字:異変
読み方割合
いへん80.0%
ゐへん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あづか迷惑めいわく千萬の事なり生物いきものの事故如何なる異變いへんあらんもはかり難し然る時は又御咎おとがめの程も知ざれば請出せし上何分にも願ひ上て娘を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その後あの曲をそうする毎に、人智の及ばぬ異變いへんがあり、お前の父親一色清五郎殿が、嚴重な封をしてこの私に預けたのだ。
わたくし武村兵曹たけむらへいそうとは今迄いまゝで喜悦よろこび何處どこへやら、驚愕おどろき憂慮うれひとのために、まつた顏色がんしよくうしなつた。今一息いまひといきといふ間際まぎわになつて、この異變ゐへん何事なにごとであらう。
わたくしいまときならぬ輕氣球けいきゝゆうこの印度洋上インドやうじやうみとめ、ことその乘組人のりくみにん一人ひとり櫻木大佐さくらぎたいさ片腕かたうではれた武村兵曹たけむらへいそうであつたのでかんがへると、いま孤島こたう櫻木君さくらぎくん身邊しんぺんには、なに非常ひじやう異變ゐへんおこつて