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ゐへん
ふりがな文庫
“ゐへん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
異變
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
異變
(逆引き)
私
(
わたくし
)
と
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
とは
今迄
(
いまゝで
)
の
喜悦
(
よろこび
)
も
何處
(
どこ
)
へやら、
驚愕
(
おどろき
)
と
憂慮
(
うれひ
)
とのために、
全
(
まつた
)
く
顏色
(
がんしよく
)
を
失
(
うしな
)
つた。
今一息
(
いまひといき
)
といふ
間際
(
まぎわ
)
になつて、
此
(
この
)
異變
(
ゐへん
)
は
何事
(
なにごと
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
私
(
わたくし
)
は
今
(
いま
)
、
時
(
とき
)
ならぬ
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
を
此
(
この
)
印度洋上
(
インドやうじやう
)
に
認
(
みと
)
め、
特
(
こと
)
に
其
(
その
)
乘組人
(
のりくみにん
)
の
一人
(
ひとり
)
は
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
の
片腕
(
かたうで
)
と
言
(
い
)
はれた
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
であつたので
想
(
かんが
)
へると、
今
(
いま
)
や
孤島
(
こたう
)
の
櫻木君
(
さくらぎくん
)
の
身邊
(
しんぺん
)
には、
何
(
なに
)
か
非常
(
ひじやう
)
の
異變
(
ゐへん
)
が
起
(
おこ
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
勿論
(
もちろん
)
、
事
(
こと
)
の
成敗
(
せいばい
)
は
豫期
(
よき
)
し
難
(
がた
)
いが、
萬一
(
まんいち
)
氣球
(
ききゆう
)
が
空中
(
くうちう
)
に
破裂
(
はれつ
)
するとか、
其他
(
そのた
)
の
異變
(
ゐへん
)
の
爲
(
ため
)
に、
使命
(
しめい
)
を
果
(
はた
)
す
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
なければ
夫迄
(
それまで
)
の
事
(
こと
)
、
此方
(
こなた
)
電光艇
(
でんくわうてい
)
は、
約束
(
やくそく
)
の
日
(
ひ
)
に
本島
(
ほんたう
)
を
發
(
はつ
)
し、
橄欖島
(
かんらんたう
)
に
赴
(
おもむ
)
いて、
數日
(
すうじつ
)
待
(
ま
)
つても
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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