“使命”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しめい55.6%
つかい11.1%
つかひ11.1%
めい11.1%
ベルーフ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、アンドレイ、エヒミチはちゝことばではあるが、自分じぶん是迄これまで醫學いがくたいして、またぱん專門學科せんもんがくゝわたいして、使命しめいかんじたことはかつたと自白じはくしてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
つまらない連中に関係かかりあって、もしものことがあろうものなら、使命つかいを全うすることが出来ぬ。……そうだ、あいつらをマイてやろう
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そして、その使命つかひは私を幸福にしてやる爲めだつてね。
果しなき王の御栄への前に、吾は吾しろがねの鎧を紅ひに染めても、あゝ、吾に一抹の悔も残らざらむ。王者よ、吾に使命めいぜよ、吾行かむ、ニールを超へて。
青白き公園 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
使命ベルーフの自覚は恋愛以上である。宗教的良心的命令も恋愛以上である。人類的正義と国家的義務も恋愛以上である。青年はこれらの恋愛を越えたる高所を持ちつつ、恋愛を追わねばならぬ。
学生と生活:――恋愛―― (新字新仮名) / 倉田百三(著)