うるはしくもまたおそろしき 声もつ乙女ライン河の姫よ 湖水に沈みたる鐘の響 森の姫ラウデンデラインよ 星の世界へ昇りたるケルンよ さうして、花子さんも 千代子さんも 涙など流してはいけません 皆なで一所にこれからは 遊びませういつまでも こ …
| 著者 | 牧野信一 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「少女 第九十五(十一月号)、九十七、一〇〇、一〇二、一〇五号(御渡欧記念の巻 九月号)」時事新報社、1920(大正9)年10月6日、12月、1921(大正10 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約34分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約57分(300文字/分) |