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口吟
ふりがな文庫
“口吟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くちずさ
90.2%
くちづさ
4.9%
こうぎん
4.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちずさ
(逆引き)
と
然
(
さ
)
も/\
若氣
(
わかげ
)
に
思込
(
おもひこ
)
んだやうな
顏色
(
かほいろ
)
をして
云
(
い
)
つた。
川柳
(
せんりう
)
を
口吟
(
くちずさ
)
んで、かむりづけを
樂
(
たのし
)
む
其
(
そ
)
の
結構
(
けつこう
)
な
部屋
(
へや
)
がしらの
女房
(
にようばう
)
を
怪
(
け
)
しからぬ。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
口吟(くちずさ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くちづさ
(逆引き)
いつも艶子が
口吟
(
くちづさ
)
むで居るロセツチといふ詩人の「燕」の唄や、ブレワーといふ人の「小さきものよ」などゝといふ可愛らしい唄もそれらの中のものでした。
駒鳥の胸
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
口吟(くちづさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
こうぎん
(逆引き)
同十九日——「天晴れ、風清く、露冷やかなり。満目黄葉の中緑樹を
雑
(
まじ
)
ゆ。小鳥
梢
(
こずえ
)
に
囀
(
てん
)
ず。一路人影なし。独り歩み黙思
口吟
(
こうぎん
)
し、足にまかせて近郊をめぐる」
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
口吟(こうぎん)の例文をもっと
(3作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々
“口吟”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
ニコライ・ゴーゴリ
中里介山
島崎藤村
倉田百三
小栗虫太郎
徳田秋声
泉鏡太郎
蘭郁二郎
直木三十五