トップ
>
くちづさ
ふりがな文庫
“くちづさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
口吟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口吟
(逆引き)
いつも艶子が
口吟
(
くちづさ
)
むで居るロセツチといふ詩人の「燕」の唄や、ブレワーといふ人の「小さきものよ」などゝといふ可愛らしい唄もそれらの中のものでした。
駒鳥の胸
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
彼はその土橋を渡らうともせずに、「
三径就荒
(
さんけいくわうについて
)
」と
口吟
(
くちづさ
)
みたいこの家を、思ひやり深さうにしばらく眺めた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
口吟
(
くちづさ
)
みつゝ、月光の隈なく照り添ふてゐる露台に、両の腕を軽く胸のあたりに組み合せて「春はあけぼの、やう/\白うなりゆく」微風の如くに、そよろと忍び出たのは
青白き公園
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
くちづさ(口吟)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
くちずさ
こうぎん