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奈辺
ふりがな文庫
“奈辺”のいろいろな読み方と例文
旧字:
奈邊
読み方
割合
なへん
55.6%
いづこ
22.2%
どこ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なへん
(逆引き)
かんたんにいえば、宇宙の意は
奈辺
(
なへん
)
にあるやを知らないが、人類のしてきたことは、何千年も同じことを繰り返して来たようなものだった。古くから哲人は何度も云った。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奈辺(なへん)の例文をもっと
(5作品)
見る
いづこ
(逆引き)
東京の真中に居る筈の私なのに、私には今自分が世界の
奈辺
(
いづこ
)
に居るのか解らなくなりました。それ程に、その時の私の周囲は不思議な色をもつて覆はれてゐたのです。
嘆きの孔雀
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
奈辺(いづこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
どこ
(逆引き)
樹々を震はせ………………………弱り弱ツた名残の
音
(
ね
)
が、見えざる光となツて、今猶、或は、世界の
奈辺
(
どこ
)
かにさまよふて居るかも知れぬ。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
奈辺(どこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“奈辺”の意味
《名詞》
奈辺【なへん 異表記:那辺】
「どの辺」、「どの点」、「どこ」の漢語的表現。
(出典:Wiktionary)
奈
常用漢字
小4
部首:⼤
8画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“奈”で始まる語句
奈何
奈落
奈良
奈良井
奈良朝
奈翁
奈良茂
奈
奈様
奈破翁
“奈辺”のふりがなが多い著者
河合栄治郎
小栗虫太郎
石川啄木
吉川英治
永井荷風
牧野信一
北大路魯山人