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奈落
ふりがな文庫
“奈落”の読み方と例文
読み方
割合
ならく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ならく
(逆引き)
われは
邪魔扱
(
じゃまあつか
)
いにされて、まるで壁にへばりついているやもりを叩きおとすように、われ等の身体は
奈落
(
ならく
)
へ投げおとされるのである。
今昔ばなし抱合兵団:――金博士シリーズ・4――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
何
(
な
)
にしろ
弱
(
よわ
)
つたらしい。……
舞臺
(
ぶたい
)
の
歸途
(
かへり
)
として、
今
(
いま
)
の
隧道
(
トンネル
)
を
越
(
こ
)
すのは、
芝居
(
しばゐ
)
の
奈落
(
ならく
)
を
潛
(
くゞ
)
るやうなものだ、いや、
眞個
(
まつたく
)
の
奈落
(
ならく
)
だつた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そして、しまいには、うす
青
(
あお
)
い、
黄昏
(
たそがれ
)
の
空
(
そら
)
にはかなく
消
(
き
)
えて、また
低
(
ひく
)
く
岸
(
きし
)
を
打
(
う
)
つ
波
(
なみ
)
の
音
(
おと
)
にさらわれて、
暗
(
くら
)
い
奈落
(
ならく
)
へと
沈
(
しず
)
んでゆくのでした。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
奈落(ならく)の例文をもっと
(70作品)
見る
“奈落”の意味
《名詞》
地獄。
どん底。
劇場で舞台下に設けた地下室。
(出典:Wiktionary)
奈
常用漢字
小4
部首:⼤
8画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
仏教に関する言葉
魔界
魔
首座
餓鬼
風狂
顕密
須弥山
頂相
隠居所
隠居寺
降魔
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阿吽
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...
“奈落”の類義語
最低
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