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歸途
ふりがな文庫
“歸途”のいろいろな読み方と例文
新字:
帰途
読み方
割合
かへり
71.4%
きと
14.3%
かえへり
3.6%
かへりがけ
3.6%
かへりみち
3.6%
かへるさ
3.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かへり
(逆引き)
空は
爽
(
さはやか
)
に
晴渡
(
はれわた
)
ツて、星が、何かの眼のやうに、ちろり、ちろり
瞬
(
またたき
)
をしてをる。もう村の
若衆等
(
わかいしゆたち
)
が、
夜遊
(
よあそび
)
の
歸途
(
かへり
)
の
放歌
(
うた
)
すら
聞
(
きこ
)
えない。
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
歸途(かへり)の例文をもっと
(20作品)
見る
きと
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
小
(
ちひ
)
さな
怪我人
(
けがにん
)
から
聯想
(
れんさう
)
して
此
(
こ
)
れも
毎日
(
まいにち
)
庭
(
には
)
の
木
(
き
)
を
覘
(
ねら
)
つて
居
(
ゐ
)
る
與吉
(
よきち
)
を
憂
(
うれ
)
へ
出
(
だ
)
した。
彼
(
かれ
)
は
脚力
(
きやくりよく
)
の
及
(
およ
)
ぶ
限
(
かぎ
)
り
歸途
(
きと
)
を
急
(
いそ
)
いだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
歸途(きと)の例文をもっと
(4作品)
見る
かえへり
(逆引き)
平次とやら、其方の言葉は一々胸に
徹
(
こた
)
へたぞ——何を隱さう、腹黒い勇三郎樣に、御家督を繼がせる心外さに、これは皆なこの石澤左仲のした事だ。伊之助の
歸途
(
かえへり
)
を
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
歸途(かえへり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かへりがけ
(逆引き)
其
(
その
)
忘
(
わす
)
れ
難
(
がた
)
き
味
(
あぢ
)
に
引
(
ひ
)
かされて、
行
(
ゆ
)
く
事
(
こと
)
は
行
(
ゆ
)
くが——
行
(
ゆ
)
く
度
(
たび
)
に
思出
(
おもひだ
)
しては、
歸途
(
かへりがけ
)
に、つい、
泣
(
な
)
かされる。——いつも
歸
(
かへ
)
る
時
(
とき
)
は
日暮
(
ひぐれ
)
になる。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
歸途(かへりがけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かへりみち
(逆引き)
であるから
學校
(
がくかう
)
の
歸途
(
かへりみち
)
には
大勢
(
おほぜい
)
が
其
(
その
)
崩
(
くづ
)
れ
落
(
おち
)
た
壁
(
かべ
)
に
這
(
は
)
いのぼつてワイ/\と
騒
(
さわ
)
ぐ、
手
(
て
)
を
拍
(
う
)
つやら、
囃
(
はや
)
すやら、
甚
(
はなは
)
だしきは
蜜柑
(
みかん
)
の
皮
(
かは
)
を
投
(
な
)
げつけなどして
揄揶
(
からか
)
うのである。けれども
何
(
なん
)
の
效果
(
きゝめ
)
もない。
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
歸途(かへりみち)の例文をもっと
(1作品)
見る
かへるさ
(逆引き)
來慣
(
きな
)
れぬ此里に
偶〻
(
たま/\
)
來て此話を聞かれしも
他生
(
たしやう
)
の
因縁
(
いんねん
)
と覺ゆれば、
歸途
(
かへるさ
)
には必らず立寄りて一片の
𢌞向
(
ゑかう
)
をせられよ。いかに哀れなる話に候はずや
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
歸途(かへるさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
歸
部首:⽌
18画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“歸”で始まる語句
歸
歸依
歸京
歸宅
歸國
歸路
歸省
歸着
歸邸
歸役
“歸途”のふりがなが多い著者
高山樗牛
押川春浪
三島霜川
泉鏡太郎
江見水蔭
石川啄木
泉鏡花
アントン・チェーホフ
樋口一葉
国木田独歩