“夜遊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よあそび53.8%
やゆう23.1%
よあそ23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空はさはやか晴渡はれわたツて、星が、何かの眼のやうに、ちろり、ちろりまたたきをしてをる。もう村の若衆等わかいしゆたちが、夜遊よあそび歸途かへり放歌うたすらきこえない。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「そちがあんまり美しい故に、わがご主君には毎夜のように藪原あたりまでお通いなさる。殿の夜遊やゆうどめたさにそちが命をあやめるのじゃ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ジョンが殺されてから、無聊ぶりょうな彼は夜遊よあそび昼遊びを覚えるようになった。散歩などに出かける時、私はよく交番のそば日向ひなたぼっこをしている彼を見る事があった。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)