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他生
ふりがな文庫
“他生”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たしょう
82.4%
たしやう
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たしょう
(逆引き)
そこで尽きたからそれで死ぬのです……
今生
(
こんじょう
)
の善根が、
他生
(
たしょう
)
の福徳となって現われぬということはなく、前世の禍根が
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
皿茶碗の
疵物
(
きずもの
)
ならば、
疵
(
きず
)
のわかり次第棄てても
仕舞
(
しま
)
おうが、生きた人間の病気は、そのようなものと同列には考えられぬ。袖振り合うも
他生
(
たしょう
)
の縁とやら。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
他生(たしょう)の例文をもっと
(14作品)
見る
たしやう
(逆引き)
(お
泊
(
と
)
め
申
(
まを
)
すとなりましたら、あの、
他生
(
たしやう
)
の
縁
(
えん
)
とやらでござんす、あなた
御遠慮
(
ごゑんりよ
)
を
遊
(
あそ
)
ばしますなよ。)
先
(
ま
)
づ
恐
(
おそ
)
ろしく
調子
(
てうし
)
が
可
(
い
)
いぢやて。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
來慣
(
きな
)
れぬ此里に
偶〻
(
たま/\
)
來て此話を聞かれしも
他生
(
たしやう
)
の
因縁
(
いんねん
)
と覺ゆれば、
歸途
(
かへるさ
)
には必らず立寄りて一片の
𢌞向
(
ゑかう
)
をせられよ。いかに哀れなる話に候はずや
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
他生(たしやう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“他生”の意味
《名詞》
(仏教)今生に対して、前世と来世。
(出典:Wiktionary)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“他生”で始まる語句
他生曠劫
他生流転
検索の候補
他生曠劫
他生流転
“他生”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
高山樗牛
山東京山
小林多喜二
倉田百三
新渡戸稲造
中里介山
林不忘
泉鏡太郎
正岡子規