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偶〻
ふりがな文庫
“偶〻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たまたま
80.6%
たま/\
19.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまたま
(逆引き)
やむを得ず非礼を冒して、
偶〻
(
たまたま
)
坐右にあるというだけの理由で、某氏の手に成るすぐれた飜訳をその原文と対照することにする。
翻訳遅疑の説
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
其
坐
(
ざ
)
するとき
膝
(
ひざ
)
の高さ三尺ばかりあり。
偶〻
(
たまたま
)
足跡を見るに五六尺もありて、一歩に十余間を隔つと云へり(『日東本草図彙』)。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
偶〻(たまたま)の例文をもっと
(29作品)
見る
たま/\
(逆引き)
偶〻
(
たま/\
)
山腹に火を焚くものあり。その黄なる燄は晴天の星の如くなりき。われは覺えず驢背に合掌して、神の惠の大なるを謝したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
來慣
(
きな
)
れぬ此里に
偶〻
(
たま/\
)
來て此話を聞かれしも
他生
(
たしやう
)
の
因縁
(
いんねん
)
と覺ゆれば、
歸途
(
かへるさ
)
には必らず立寄りて一片の
𢌞向
(
ゑかう
)
をせられよ。いかに哀れなる話に候はずや
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
偶〻(たま/\)の例文をもっと
(7作品)
見る
偶
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
〻
“偶”で始まる語句
偶
偶々
偶然
偶像
偶人
偶合
偶時
偶中
偶座
偶数
“偶〻”のふりがなが多い著者
高山樗牛
加能作次郎
佐々木邦
河上肇
木下尚江
谷崎潤一郎
斎藤茂吉
柳宗悦
甲賀三郎
高浜虚子