“偶時”の読み方と例文
読み方割合
たま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また偶時(たま)には、うツかり足を踏滑らして、川へ陥(はま)り田へ轉(ころ)げ、濡鼠(ぬれねずみ)のやうになツて歸ツた事もあツたが、中々其樣な事に懲(こり)はしない。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
「何故(なぜ)?………俺(おれ)だツて其樣(そん)なに非人情(ひにんじやう)に出來てゐる人間ぢやないぞ。偶時(たま)には妻(さい)の機嫌を取ツて置く必要もある位のことは知ツてゐる。」
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
螢も急に少(すくな)くなツて、偶時(たま)に飛んで來る其(それ)も、何か光が薄(うす)くなツたやうに思はれる。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)