“蜜柑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みかん98.8%
マンダリン0.6%
ミカン0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忽ち心を躍らすばかり暖な日の色に染まつてゐる蜜柑が凡そ五つ六つ、汽車を見送つた子供たちの上へばらばらと空から降つて来た。
蜜柑 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
彼女はこのモンテ・カアロのばくちにかけてはじつに天竺鼠のように上手に立ち廻るのです。御覧なさい。ペイジ色の蜜柑がすっかり上気してまるで和蘭のチイス玉のようでしょう。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
蜜柑の実にもし毛が生えてなかったら、食えるものにはならず、果実として全く無価値におわる運命にある。毛があればこその蜜柑である。この毛の貴ときこと遠く宝玉も及ばない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)