“みかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミカン
語句割合
蜜柑96.6%
密柑2.0%
味感0.7%
柚子0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
好きな蜜柑みかんを母親がかごに入れて持ってきてくれると、胃に悪いと知りつつ手をつけて二つ三つ甘い汁をすすった。
入江のほとり (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
「おおい」と言って馬を曳いた男が立ちどまる。藁の男は足早に同じ軒下へける。馬は通り抜ける。蜜柑みかんを積んでいる。
千鳥 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
へえゝ……密柑みかんにはちがつたのがりますなア、かう細長ほそながいやうな。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
その中で、密柑みかんと栗の二つの山が一番人目につきやすかったが、その栗の山には、青いチョークで達筆に『最良タンジールス産密柑二個一ペニイ』という札がさしてあった。
燻製つうの博士がこれまでに味わった百十九種の燻製のそのいずれにも属せず、つそのいずれもが足許あしもとにも及ばないほどの蠱惑的こわくてき味感みかんを与えたものであるから
頭に戴けるは「フイノツキイ」(俗曲中にて無遠慮なる公民を代表したる役なり)の假髮かづらにて、目に懸けたるは柚子みかんの皮をりぬきて作りし眼鏡なり。