“節分”の読み方と例文
読み方割合
せつぶん100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……一度いちど職人しよくにんいへ節分せつぶんいそがしさに、わたし一人ひとりて、したがけを踏込ふみこんだ。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
どうもわたし節分せつぶんに、ぼうたれかたりなかつたとおもひます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
節分せつぶん物貰ものもらいをしたこともある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
金は当然返さなければなりませんから、稲川の屋敷から二百五十両を河内屋へ返し、贋物の鬼を取り戻したんですが、稲川の主人もちょっと変った人で、畢竟ひっきょうこんなものを残して置くから心得ちがいや間違いが起るのだと云って、節分せつぶんの晩にその贋物の鬼を焼き捨ててしまったそうです。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「……あに、これからもをつけさつしやい、うちではむかしから年越としこしの今夜こんやがの。……」わすれてた、如何いかにもその節分せつぶんであつた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とほやまの、田舍ゐなかゆきなかで、おなじ節分せつぶんに、三年さんねんつゞけて過失あやまちをした、こゝろさびしい、ものおそろしいおぼえがある。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)