“驟雨”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅうう72.5%
ゆうだち8.3%
しうう5.0%
にはかあめ2.5%
ゆふだち2.5%
にわかあめ1.7%
シャワー1.7%
スコール1.7%
しゆうう0.8%
とおりあめ0.8%
(他:3)2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“驟雨”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語26.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そしてもう配置についた将士の目にも耳にも、前面から地をけてくる驟雨しゅううのごときものがはっきりとつかめていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この朝は誰も知っている通り、二百十日前後にありがちの何となく穏かならない空模様で、驟雨しゅううが折りおりに見舞って来た。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
暫時しばしとどまる事なし、かの「五月雨さみだれに年中の雨降り尽くし」とんだ通り、大声嘈々驟雨ゆうだちの井をさかさにするごとく
くびすを返すとあわただしく一散にけ下りたが、里に着いた時分に山は驟雨ゆうだち
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さうして、途中で驟雨しうう沛然はいぜんとして降つて来たとき駕籠夫かごかきは慌てて駕籠に合羽かつぱをかけたりした。
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
驟雨しううが来れば涼しいが、大抵三四十分でれて仕舞しまふとくわつと真昼の日光が直射する。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
驟雨にはかあめのあひだ隙つぶしに踊り子のところに上りこんでゐたら、ヹニユストルの衣裳図案を描いてくれと頼まれた。
男優E (平然として)待てば海路の日和、旱天の驟雨にはかあめなさけは人の為めならず……。
職業(教訓劇) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
土間どまはしめつて、鍛冶屋かぢや驟雨ゆふだち豆府屋とうふや煤拂すゝはきをするやうな、せはしくくらく、わびしいのもすくなくない。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さといた時分じぶんやま驟雨ゆふだち
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この驟雨にわかあめがあつたばかりに、其後そのゝちふかてん恩惠おんけい感謝かんしやするときた。
池田良斎が答えると、俳諧師は驟雨にわかあめにでも逢ったように身顫みぶるいをして、
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
驟雨シャワーがくるかも知れません。一遍ざっとくると、あとはよほど凌ぎよくなるんですが……。それでも一年じゅうでこの頃が一等しのぎいいんです。」
探偵夜話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「むむ、今夜も驟雨シャワーかな。」と、丸山も空を見た。「しかし大したことはありませんよ。大抵一時間か二時間で晴れますよ。」と、かれは高谷君に言った。
麻畑の一夜 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
この土地常例の驟雨スコールがあって後、夕方間近くなって、男は私だけに向って、
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
湖のうへ おどけた驟雨スコールがたたずまひをしてゐる
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
凄まじき驟雨しゆううのまへを、
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そのころの日和癖ひよりくせになっている驟雨とおりあめがまた来そうであった。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
驟雨オラアジユは過ぎく、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
驟雨オラアジユは過ぎく、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
七二八 〔驟雨カダチはそそぎ〕
春と修羅 第三集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
驟雨カダチはそそぎ
春と修羅 第三集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
雨は銀の驟雨ラオアジユだ。
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)