“しうう”の漢字の書き方と例文
語句割合
驟雨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗合自動車を乗りてると、O先生と私とは駕籠かごに乗り、T君とM君とは徒歩でのぼつた。さうして、途中で驟雨しうう沛然はいぜんとして降つて来たとき駕籠夫かごかきは慌てて駕籠に合羽かつぱをかけたりした。
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
屋外に出るとざつと大粒の驟雨しううに襲はれた。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
驟雨しううが来れば涼しいが、大抵三四十分でれて仕舞しまふとくわつと真昼の日光が直射する。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)