“にわかあめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俄雨85.0%
驟雨10.0%
遽雨5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめて法隆寺を訪れた日は、俄雨にわかあめの時折襲ってくる日で、奈良の郊外は見物人も少くひっそりと静まりかえっていた。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
ひょっとして、霹靂へきれき一声、俄雨にわかあめが来たあとは、たちまち晴れて、冴え冴えした月影が心の空に磨き出るのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
この驟雨にわかあめがあつたばかりに、其後そのゝちふかてん恩惠おんけい感謝かんしやするときた。
池田良斎が答えると、俳諧師は驟雨にわかあめにでも逢ったように身顫みぶるいをして、
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
治水工事を督励する開墾役所は、そこのふもとに置いたが、そこさえ、低地であるため、遽雨にわかあめとなると水の危険があった。で、大事な図面や書類は、なるべく寝小屋のほうへ置くようにしていた。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)