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にわかあめ
ふりがな文庫
“にわかあめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
俄雨
82.6%
驟雨
13.0%
遽雨
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俄雨
(逆引き)
元々村へ出るには、
沢辺
(
さわべ
)
まで降りて、沢伝いに里へ下るのだから、
俄雨
(
にわかあめ
)
で谷が急にいっぱいになったが最後、米など
背負
(
しょ
)
って帰れる訳のものでない。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
にわかあめ(俄雨)の例文をもっと
(19作品)
見る
驟雨
(逆引き)
学校の
帰途
(
かえるさ
)
、
驟雨
(
にわかあめ
)
に逢えば、四辻から、紺蛇の目で
左褄
(
ひだりづま
)
というのが出て来て、
相合
(
あいあい
)
で手を
曳
(
ひ
)
いて帰るので、八ツ九ツ時分、梓は
酷
(
ひど
)
く男の友人に
疎
(
うとん
)
じられた。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にわかあめ(驟雨)の例文をもっと
(3作品)
見る
遽雨
(逆引き)
治水工事を督励する開墾役所は、そこの
麓
(
ふもと
)
に置いたが、そこさえ、低地であるため、
遽雨
(
にわかあめ
)
となると水の危険があった。で、大事な図面や書類は、なるべく寝小屋のほうへ置くようにしていた。
鬼
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
にわかあめ(遽雨)の例文をもっと
(1作品)
見る
“にわかあめ”の意味
《名詞》
にわかあめ【俄(か)雨】
突然に降ってきて、すぐにやむ雨。
(出典:Wiktionary)
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