“ゆうだち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夕立43.8%
驟雨31.3%
白雨18.8%
夕雨3.1%
雷雨3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十万坪買収は、金にかわき切った其或人々にとって、旱田ひでりだ夕立ゆうだち福音ふくいんであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「たいへんにくらくなった、なんだか夕立ゆうだちがきそうですね。」と、准尉じゅんいが、いいました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
暫時しばしとどまる事なし、かの「五月雨さみだれに年中の雨降り尽くし」とんだ通り、大声嘈々驟雨ゆうだちの井をさかさにするごとく
くびすを返すとあわただしく一散にけ下りたが、里に着いた時分に山は驟雨ゆうだち
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ある時、私は母親おふくろと一緒に疲れきって、草の上に転んでいると、急に白雨ゆうだちが落ちて来た、二人とも起上る力がないのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しかし一度思い立った事を中途でやめるのは、白雨ゆうだちが来るかと待っている時黒雲とも隣国へ通り過ぎたように、何となく残り惜しい。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
夕雨ゆうだち篠懸乾すずかけほしにやどりけり 斧卜ふぼく
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
彼は雷雨ゆうだちになると、何もかぶらずに庭へ駈け出す子供だった。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「あなたでしたの。もう雷雨ゆうだちはやんで?」
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)