“熱帶地方”のいろいろな読み方と例文
新字:熱帯地方
読み方割合
ねつたいちはう66.7%
ねつたいちほう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱帶地方(ねつたいちはう)の自然界(しぜんかい)は極(きは)めて雄大(ゆうだい)であるから、思想(しさう)も自然(しぜん)に深刻(しんこく)になるものである。そして熱帶(ねつたい)で多神教(たしんけう)を信(しん)ずる國(くに)に於(おい)て、最(もつと)も深刻(しんこく)な化物思想(ばけものしさう)が發達(はつたつ)したといふ事(こと)が言(い)へる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
亞弗利加洲(アフリカしう)にアルゼリヤといふ國(くに)がある、凡そ世界中(せかいぢゆう)此國(このくに)の人(ひと)ほど怠惰者(なまけもの)はないので、それといふのも畢竟(ひつきやう)は熱帶地方(ねつたいちはう)のことゆえ檸檬(れもん)や、橙(だい/\)の花(はな)咲(さ)き亂れて其(その)得(え)ならぬ香(かほり)四方(よも)に立(た)ちこめ
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
此時(このとき)今迄(いまゝで)は晴朗(うらゝか)であつた大空(おほぞら)は、見(み)る/\内(うち)に西(にし)の方(かた)から曇(くも)つて來(き)て、熱帶地方(ねつたいちほう)で有名(いうめい)な驟雨(にわかあめ)が、車軸(しやぢく)を流(なが)すやうに降(ふ)つて來(き)た。