“熱帶”の読み方と例文
新字:熱帯
読み方割合
ねつたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以上(いじやう)述(の)べた所(ところ)を總括(そうくわつ)して、化物思想(ばけものしさう)はどういふ所(ところ)に最(もつと)も多(おほ)く發達(はつたつ)したかと考(かんが)へて見(み)るに、化物(ばけもの)の本場(ほんば)は是非(ぜひ)熱帶(ねつたい)でなければならぬ事(こと)が分(わか)る。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
縱令(たとへ)熱帶(ねつたい)でなくとも、多神教國(たしんけうこく)には化物(ばけもの)が發達(はつたつ)した。例(たと)へば西藏(ちべつと)の如(ごと)き、其(その)喇嘛教(らまけう)は非常(ひじやう)に妖怪的(えうくわいてき)な宗教(しうけう)である。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
熱帶地方(ねつたいちはう)の自然界(しぜんかい)は極(きは)めて雄大(ゆうだい)であるから、思想(しさう)も自然(しぜん)に深刻(しんこく)になるものである。そして熱帶(ねつたい)で多神教(たしんけう)を信(しん)ずる國(くに)に於(おい)て、最(もつと)も深刻(しんこく)な化物思想(ばけものしさう)が發達(はつたつ)したといふ事(こと)が言(い)へる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)