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熱帶
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ねつたい
ふりがな文庫
“
熱帶
(
ねつたい
)” の例文
新字:
熱帯
以上
(
いじやう
)
述
(
の
)
べた
所
(
ところ
)
を
總括
(
そうくわつ
)
して、
化物思想
(
ばけものしさう
)
はどういふ
所
(
ところ
)
に
最
(
もつと
)
も
多
(
おほ
)
く
發達
(
はつたつ
)
したかと
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
るに、
化物
(
ばけもの
)
の
本場
(
ほんば
)
は
是非
(
ぜひ
)
熱帶
(
ねつたい
)
でなければならぬ
事
(
こと
)
が
分
(
わか
)
る。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
縱令
(
たとへ
)
熱帶
(
ねつたい
)
でなくとも、
多神教國
(
たしんけうこく
)
には
化物
(
ばけもの
)
が
發達
(
はつたつ
)
した。
例
(
たと
)
へば
西藏
(
ちべつと
)
の
如
(
ごと
)
き、
其
(
その
)
喇嘛教
(
らまけう
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
妖怪的
(
えうくわいてき
)
な
宗教
(
しうけう
)
である。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
熱帶地方
(
ねつたいちはう
)
の
自然界
(
しぜんかい
)
は
極
(
きは
)
めて
雄大
(
ゆうだい
)
であるから、
思想
(
しさう
)
も
自然
(
しぜん
)
に
深刻
(
しんこく
)
になるものである。そして
熱帶
(
ねつたい
)
で
多神教
(
たしんけう
)
を
信
(
しん
)
ずる
國
(
くに
)
に
於
(
おい
)
て、
最
(
もつと
)
も
深刻
(
しんこく
)
な
化物思想
(
ばけものしさう
)
が
發達
(
はつたつ
)
したといふ
事
(
こと
)
が
言
(
い
)
へる。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
帶
部首:⼱
11画
“熱帶”で始まる語句
熱帶地方
熱帶國
熱帶海