“大都會”のいろいろな読み方と例文
新字:大都会
読み方割合
だいとくわい75.0%
だいとかい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが節分せつぶんばんである。大都會だいとくわい喧騷けんさう雜音ざつおんに、その、そのまぎるゝものは、いつか、魔界まかい消息せうそく無視むしし、鬼神きじん隱約いんやく忘却ばうきやくする。……
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
湯原ゆがはら温泉宿をんせんやど中西屋なかにしや女中ぢよちゆうである! いまぼくふでつてうち女中ぢよちゆうである! 田舍ゐなか百姓ひやくしやうむすめである! 小田原をだはら大都會だいとくわい心得こゝろえ田舍娘ゐなかむすめ! このむすめぼくつたのは昨年さくねんなつ
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
また日本につぽん支那しなその東洋とうよう美術品びじゆつひんあつめた博物館はくぶつかんだとか、世界各國人種せかいかつこくじんしゆ土俗品どぞくひん網羅もうらした博物館はくぶつかんだとかゞこの大都會だいとかいかざつてをりますが、ロンドンやパリの大博物館だいはくぶつかんくらべては
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
わがくにでは、學校がつこう大都會だいとかいはもとより田舍ゐなかまちむらにも立派りつぱなのがたくさんにあつて、日本につぽんほど學校がつこうのよくとゝのつたくに世界中せかいじゆうにもすくないといはれてをりますが、これにはんして學校がつこうはなくても
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)