“都大路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやこおおじ50.0%
みやこおほぢ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第十八世に一度姿を現わしたという「赤き死の仮面」が再び姿をかえて入りこんだのではないかと、都大路みやこおおじは上を下への大騒動だった。
(新字新仮名) / 海野十三(著)
どんな屹崛峨々きっくつががたる難曲も、この人のプログラムに載ると、平夷坦々たる都大路みやこおおじの舗装道路にならずにはすまないと言われている。
あのづるへんわが故國ここくでは今頃いまごろさだめて、都大路みやこおほぢ繁華はんくわなるところより、深山みやまをくそま伏屋ふせやいたるまで、家々いへ/\戸々こゝまる國旗こくきひるがへして、御國みくにさかえいわつてことであらう。
人情のいつはり多きは、山里も都大路みやこおほぢも殊なることなけれど、山里は爽かに涼しき風吹きて、住む人の少きこそめでたけれ。汝はアリチアの婚禮とサヱルリ侯との昔がたりを知るならん。