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杣
ふりがな文庫
“杣”の読み方と例文
読み方
割合
そま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そま
(逆引き)
宇之さん、水のある処へ来ると茶があらア、向うに
杣
(
そま
)
だか何だか居るようだぜ、申し少々お願い申しますがね、私共は日光から
山越
(
やまごし
)
を
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
世
(
よ
)
の
譬
(
たとへ
)
にも
天生峠
(
あまふたうげ
)
は
蒼空
(
あをぞら
)
に
雨
(
あめ
)
が
降
(
ふ
)
るといふ
人
(
ひと
)
の
話
(
はなし
)
にも
神代
(
じんだい
)
から
杣
(
そま
)
が
手
(
て
)
を
入
(
い
)
れぬ
森
(
もり
)
があると
聞
(
き
)
いたのに、
今
(
いま
)
までは
余
(
あま
)
り
樹
(
き
)
がなさ
過
(
す
)
ぎた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
杣
(
そま
)
・猟夫などの徒の山言葉では米を草の実というと聞く。これと正反対に山中の水溜りに稲草という一種の水草を生ずる所がある。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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(50作品)
見る
“杣”の解説
杣(そま)とは、古代から中世にかけて律令国家や貴族・寺社などのいわゆる権門勢家が、造都や建立など大規模な建設用材を必要とする事業に際して、その用材の伐採地として設置した山林のこと。後に一種の荘園として扱われるようになった。
(出典:Wikipedia)
杣
漢検1級
部首:⽊
7画
和製漢字
鯱
颪
鞆
雫
鎹
鋲
辻
裃
腺
縅
籾
簗
畑
枡
枠
杢
峠
嬶
塀
叺
...
“杣”を含む語句
杣夫
杣道
杣人
杣山
杣男
杣人足
杣口
杣小屋
杣引
杣木
杣木山
杣木片
杣田
“杣”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
押川春浪
長谷川伸
井上円了
島崎藤村
作者不詳
三遊亭円朝
正岡子規
中里介山
泉鏡太郎