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杣人
ふりがな文庫
“杣人”の読み方と例文
読み方
割合
そまびと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そまびと
(逆引き)
それほど、その二人の男には密林の形容が具わってきて、
朴訥
(
ぼくとつ
)
な信心深い
杣人
(
そまびと
)
のような偉観が、すでに動かしがたいものとなってしまった。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
この地方の遠い
古
(
いにしえ
)
は山にたよって
樵務
(
きこり
)
を業とする
杣人
(
そまびと
)
、切り畑焼き畑を開いて
稗
(
ひえ
)
蕎麦
(
そば
)
等の雑穀を植える
山賤
(
やまがつ
)
、あるいは馬を山林に放牧する人たちなぞが
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
わが
邦
(
くに
)
にも諸職各々
忌詞
(
いみことば
)
あって、『
北越雪譜
(
ほくえつせっぷ
)
』に
杣人
(
そまびと
)
や猟師が熊狼から女根まで決して本名を
称
(
とな
)
えぬ例を挙げ
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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(9作品)
見る
“杣人(杣工)”の解説
杣工(そまたくみ/そまく)とは、古代から中世にかけて杣(そま)において伐採や製材に従事した者。杣人(そまびと)・杣夫(そまふ)とも。近世から近代にかけては、林業従事者一般を指して単に「杣」と称するようになった。
(出典:Wikipedia)
杣
漢検1級
部首:⽊
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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