“蕎麦”のいろいろな読み方と例文
旧字:蕎麥
読み方(ふりがな)割合
そば99.5%
そぱ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蕎麦そば屋で借りた雨戸に、私はメリヤスの猿股さるまたを並べて「二十銭均一」の札をさげると、万年筆屋さんの電気に透して、ランデの死を読む。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
それからよほど経った或る日の午後、宏子が学校からの帰り、家へ曲る蕎麦そば屋の角を入ると、むこうから富岡が同じ道をこっちへ向ってやって来た。
海流 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
私は、その翌朝、打ち合せて置いた団子坂下だんござかしたのやぶ蕎麦そばで平尾さんに落ち合い、此所ここで初めて平尾氏に面会したのであった。
その十三日の午後四時頃に、赤坂の半七老人宅を訪問すると、わたしよりもひと足先に立って、蕎麦そば屋の出前持ちがもりそばの膳をかついで行く。
半七捕物帳:61 吉良の脇指 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
一冊売ったらどの位になるのかしら、支那蕎麦そばに、てんどんに、ごもく寿司、盗んで、すいている腹を満たす事は、悪い事ではないように思えた。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
だがその小魚たちは加奈子の眼の知覚を呼びさまして加奈子はその次の蕎麦そぱ屋に気がつき、その次の薬屋に気がつく。
豆腐買い (新字新仮名) / 岡本かの子(著)