“蕎麦饅頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そばまんじゅう83.3%
そばまんぢう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滅茶滅茶に足で蹈み潰した蕎麦饅頭そばまんじゅうだの、鼻汁で練り固めた豆妙りだのを、さも穢ならしそうに皿の上へうずたかく盛って私達の前へ列べ
少年 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
お雪が入って来ると、後家さんは炬燵の一方へ座蒲団ざぶとんを出して、ついでに茶棚の上の蕎麦饅頭そばまんじゅうのお盆を炬燵の上へ置きました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
なんでございますか誠に結構けつこう御茶碗おちやわんでと一々聞いて先方むかうはせなければなりませんよ、それからぽツぽとけむの出るやうなお口取くちとりが出るよ、粟饅頭あはまんぢう蕎麦饅頭そばまんぢうが出るだらう。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)