“飯蛸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いいだこ80.0%
いひだこ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべては、小ぢんまりとしていたが、季節の飯蛸のように、充実している。階段を上るとき電話が引かれているのも見逃さなかった。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
むくりと砂を吹く、飯蛸びた天窓ほどなのを掻くと、砂をって、ふらふらと足のようなものがついて取れる。頭をたたいて
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
凭り馴れた肱掛窓に凭つてかけ出しの樣になつてゐる窓下を見るともなく見てゐると、丁度干潟になつた其處に何やらくものがある。よく見ると、飯蛸だ。
樹木とその葉:03 島三題 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
外の者の膳には酸味噌の飯蛸海鼠などが付けられてゐて、大きな飯櫃の飯の山が見る/\崩されてゐた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)