“飯田町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いいだまち75.9%
いひだまち24.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨七日さくなぬかイ便の葉書にて(飯田町いいだまち局消印)美人クリイムの語にフエアクリイムあるひはベルクリイムの傍訓有度ぼうくんありたくとのげんおくられし読者あり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
明治三十四年五月、東京麹町区こうじまちく飯田町いいだまち皇典こうてん講究所では神職の講習会があった。宮地翁はその時「神仙記伝」と云うものを編輯へんしゅうしていた。
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
四六ばんから四六ばいの雑誌にうつまでには大分だいぶ沿革えんかくが有るのですが、今はく覚えません、印刷所いんさつじよ飯田町いひだまち中坂なかさか同益社どうえきしやふのにへて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
飯田町いひだまち格子戸かうしどおとにもらじと思召おぼしめしれがそなへはてもせず、防禦ぼうぎよさくらざりき。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)