“飯盛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしもり83.3%
いいもり16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜の中に通り流石さすが晝中は人目をはゞかひそかに彼の盜み取し二百兩の金にて宿場しゆくば飯盛めしもり女を揚げて日を暮し夜に入るを待て其處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この驕々たる三馬が一日思い立って日本橋から遠い四谷の端れまで駕輿かごをやったのは、狂歌師宿屋やどや飯盛めしもりとしての雅望と、否
仇討たれ戯作 (新字新仮名) / 林不忘(著)
レンゲツツジなど石楠花しゃくなげ科に属するツツジ類の大群落を探るにあったが、雨が降りしきるので、飯盛いいもり山のもうろうたる姿を見たばかり、八ヶ岳へ寄りつけないので
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
かかる名蹟を畑として米の四、五俵得たりとて何の穫利ぞ。木戸銭取って見世物にしても、そんな口銭こうせんは上がるなり。また備前国邑久おく郡朝日村の飯盛いいもり神社は、旧藩主の崇敬厚かりし大なる塚を祭る。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)