その一 伊豫の今治から尾の道がよひの小さな汽船に乘つて、一時間ほども來たかとおもふ頃、船は岩城島といふ小さな島に寄つた。港ともいふべき船着場も島相應の小さなものであつたが、それでも帆前船の三艘か五艘、その中に休んでゐた。そして艀から上つた石 …
著者 | 若山牧水 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約32分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約52分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
生
解
恰好
終
疾風
煽
巨岩
夙
日向
刳
瞑
石室
船子
衣服
斷崖
上臈
所謂
親爺
飯蛸
今治
凭
刳
嗚咽
赭顏
夜
褪
蠢
神子
裡
納戸
露
縺
琴彈
纒
難有
離宅
老
膏
身體
艀
行宮
懶
不圖
元島
卓子
呆氣
呼吸
團扇
山襞
崇徳
市街
惶
矮躯
括
掬
杜鵑
枝葉
洞穴
灯
生簀
眼
眼孔
睨
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