“赭顏”のいろいろな読み方と例文
新字:赭顔
読み方割合
あからがほ80.0%
しやがん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪白の髮、しつかりとしたやさしい赭顏あからがほ、陽氣な哄笑、それに彼の黒衣と鍔廣つばびろの帽子とが、まるで彼を牧師さんのやうに見せたからである。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)
勿體もつたいない/\。」と、道臣も菊石あばたのある赭顏あからがほを酒にほてらしつゝ、兩手に櫻と桃とをかざした喜びの色をみなぎらした。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
M——氏は矮躯わいく赭顏しやがん、髮の半白な、元氣のいゝ老人であつた。
樹木とその葉:03 島三題 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)