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赭味
ふりがな文庫
“赭味”の読み方と例文
読み方
割合
あかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかみ
(逆引き)
やゝ上気した頬の
赭味
(
あかみ
)
のために剃つた眉のあとが殊に
蒼
(
あを
)
く見える細君はかう云ひ乍ら羞ぢらひげに
微笑
(
ほゝゑ
)
んだ
会釈
(
ゑしやく
)
を客の裕佐の方へなげ
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
その顔には
赭味
(
あかみ
)
がすっかりなくなっていたし、鼻までが蒼かった。幽霊か、悪魔か、それよりももっと怖いものでも見た人間のような顔付であった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
母は
暢気
(
のんき
)
な顔をして暮し出しました。少し肥って、顔にごく
僅
(
わず
)
か
赭味
(
あかみ
)
がかって、立ち居振舞いに豊かな肉が胸や腹に漂うという中年近くの美人です。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
赭味(あかみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“赭”で始まる語句
赭
赭土
赭顔
赭黒
赭熊
赭茶
赭色
赭土色
赭顏
赭松
“赭味”のふりがなが多い著者
長与善郎
ロバート・ルイス・スティーブンソン
海野十三
国枝史郎
岡本かの子