トップ
>
赭熊
ふりがな文庫
“赭熊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しやぐま
50.0%
しゃぐま
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しやぐま
(逆引き)
茶屋
(
ちやゝ
)
が
廻女
(
まわし
)
の
雪駄
(
せつた
)
のおとに
響
(
ひゞ
)
き
通
(
かよ
)
へる
歌舞音曲
(
かぶおんぎよく
)
うかれうかれて
入込
(
いりこ
)
む
人
(
ひと
)
の
何
(
なに
)
を
目當
(
めあて
)
と
言問
(
ことゝ
)
はゞ、
赤
(
あか
)
ゑり
赭熊
(
しやぐま
)
に
裲襠
(
うちかけ
)
の
裾
(
すそ
)
ながく、につと
笑
(
わら
)
ふ
口元
(
くちもと
)
目
(
め
)
もと
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
赤ゑり
赭熊
(
しやぐま
)
に
裲襠
(
うちかけ
)
の裾ながく、につと笑ふ口元目もと、何處が
美
(
よ
)
いとも申がたけれど
華魁衆
(
おいらんしゆ
)
とて此處にての敬ひ、立はなれては知るによしなし、かゝる中にて朝夕を過ごせば
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
赭熊(しやぐま)の例文をもっと
(3作品)
見る
しゃぐま
(逆引き)
一人は眼に張りのあるスラリとした可愛らしい娘だが、片っ方はずんぐり肥えた見るからに気の重くなるような
赭熊
(
しゃぐま
)
の娘。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
(
地女
(
じおんな
)
を振りも返らぬ
一盛
(
ひとさかり
)
。)そいつは
金子
(
かね
)
を使ったでしょうが、こっちは
素寒貧
(
すかんぴん
)
で志を女郎に立てて、投げられようが、振られようが、
赭熊
(
しゃぐま
)
と
取組
(
とっく
)
む
山童
(
やまわろ
)
の勢いですから
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
赭熊(しゃぐま)の例文をもっと
(3作品)
見る
赭
漢検1級
部首:⾚
16画
熊
常用漢字
小4
部首:⽕
14画
“赭熊”で始まる語句
赭熊百合
検索の候補
赭熊百合
“赭熊”のふりがなが多い著者
樋口一葉
久生十蘭
泉鏡花